2013年5月15日水曜日

和音について

http://www.geocities.jp/shusan99/ukulelechordupdate.html#音名と階名



和音(コード)以上の音名、階名、音程の意味はご理解頂けましたと思います。
さぁ、それでは和音について紹介致しましょう。


リズムメロディハーモニー、よく音楽の3要素といわれます。


例えばハワイアンバンド、典型的にはスティールギター、ベース、ギター、ウクレレ、ボーカル等でバンドが構成されています。
スティールギターやボーカルメロディを担当、ベース、ウクレレ、ギターリズムハーモニーを担当しています。
つまりこれら三つ要素が絡み合うことによって、厚みのある聞き心地の良いサウンドを奏でることが出来ます。


ハーモニー和音です和音(コード)とは、ふたつ以上の音を合わせて出来た人が美しいと感ずる音の響きといえましょう

ウクレレは素晴らしいですね、この三つの要素を弾くことが出来るのです

  ・単音で弾けばメロディを弾けます。
  ・コードを押さえれば和音を弾けます。
  ・ストロークを刻めばリズムを刻めます。

小生はハーモニカも吹きますが、和音はほとんど吹くことが出来ません。
しいて言えば、コードの構成音を順番に吹いて、アルペジオ(分散和音)でコード音を出すことなら可能です。
リズムは舌で開口部を閉じたり開けたりすれば少しは出来ますが限定的です。
従って、ハーモニカではもっぱらメロディを吹くことが主体になります。

フルートやクラリネット等ではメロディしか吹けません、音が単音でしか出せないからです。

バンドを組んでいた時のベース担当者、今は弾いていないそうです。
一人でベースを弾いても面白くないんですって、理由はわかりますね。

一定のリズムの基にして、メロディコードを絡ませて弾く、これがウクレレソロですね。
小さいウクレレ一台で音楽の3要素を同時に奏でられる・・・これぞウクレレの魅力でございます。





さて本題です。


和音には大きく分けて

2和音、
3和音、
4和音

等があります。


3和音は3つの音、
4和音は4つの音

で作られた和音で、最もよく使われる和音です。


ちなみに3和音のことを
英語で「トライアド」、

4和音を
「テトラッド」といいます。

2和音は?
・・・代表的なものは
パワーコードと呼ばれています。


3和音や2和音の場合、
ウクレレの弦は4本なので余ってしまします。

この場合は2本、
または3本の弦のみを弾くか、
和音に
どれか同じ音を二つ入れて弾いています。


和音の音はどのようにして組まれているのでしょう。


基本的に複数の音から構成される和音(コード)は、

基準となる音にさらに3度上、

その上にさらに3度を加えた音

の響きで構成されます。

これを「3度堆積」と呼んでいます。

Cを基準にすれば


Cがルート音(根音)、

その長3度上の「E」、

さらに短3度上の「G」

を重ねるとC、E、Gの和音、

階名でいえば「ド、ミ、ソ」の和音となります。

これが、ハ長調の曲ではもっとも基本となるコードで

「Cメイジャーコード」と呼んでいます。



実際に使われるコードはこのドミソのCメイジャーコードだけではありません。
このコードを基本にして構成音が変化して別のコードになっていきます。

例えば、

これにさらに3度上の7度目の音(短7度や長7度)を加えることもあります。

さらに、3度目の音を半音下げたり上げることもあります。

さらに、5度目の音を半音下げたり上げたりもします。

さらに、9度目(D)、または11度目(F)、または13度目(A)の音を加えることもあります。


ウクレレを弾かれるようになると、
この和音(コード)を覚えなければなりません。
「コードを覚えるのが大変だ」と、
どなたもお思いになるでしょうが

覚え方を知れば決して難しくはありません

コードを覚えて弾けるようになれば、
より楽しくウクレレを演奏することが
出来るようになれます。


ここで、ちょっと確認しておきましょう。
(実は初心者の方は、よく混乱するのです。)

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