2013年12月3日火曜日

街なかコンシェルジュ 武田千夏さん(38)=山形市双月町=と板垣洋子さん(42)=同市香澄町2丁目=の2人

山形新聞

http://yamagata-np.jp/news/201310/19/kj_2013101900390.php

街中案内、「コンシェルジュ」配置・山形
2013年10月19日 13:05
    
のぼり旗を持つ「街なかコンシェルジュ」の武田千夏さん(左)と板垣洋子さん=山形市・山形まなび館
のぼり旗を持つ「街なかコンシェルジュ」の武田千夏さん(左)と板垣洋子さん=山形市・山形まなび館    

 街中案内は私たちにお任せを―。黒い帽子にベージュの制服姿の女性たちが、山形市中心部で観光案内サービスを行っている。市が中心市街地のサービス向上や街中周遊観光の活性化などを目的に初めて配置した「街なかコンシェルジュ」。インターネットの交流サイト「フェイスブック」で各種イベントや飲食店などの情報も発信。おもてなしの心を大切に街中の魅力を伝えている。

 県の緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用した事業で、フランス語でホテルの宿泊客の案内係などを意味するコンシェルジュを、武田千夏さん(38)=山形市双月町=と板垣洋子さん(42)=同市香澄町2丁目=の2人が務めている。

 山形まなび館を中心とする半径約2キロのエリアを担当。エリア内の観光地を巡るなどの研修を経て8月下旬から本格的に活動を開始している。これまで山形まるごとマラソンやよしあきフェスタなど各種イベント会場に足を運び、ランナーの通過時間やイベント概要、周辺の観光スポットなどについて観光客や市民の質問に答えている。

 基本的に水曜日から日曜日に活動し、イベントのない日は飲食店などを取材してフェイスブックで公開。店のこだわりや特徴を写真付きで紹介している。その日の活動エリア近くに専用ののぼり旗も掲げ、存在をアピールしている。

 各店舗に置いてあるチラシや市報のイベント案内などをくまなくチェックして情報収集し、フェイスブックは1日平均で2回は更新。街中の光景を切り取った写真で「ここはどこでしょう?」とクイズも出題している。

 武田さんと板垣さんは「活動を通して中心市街地のさまざまな魅力を知った。たくさんの人に来てもらいたい。街中で見掛けたら気軽に声を掛けてほしい」と話している。

 フェイスブックのアドレスはhttps://www.facebook.com/machinaka.concierge

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